ICD埋込術後~50日
娘は術後3日目で退院しました。
高校生になると、授業時数による留年がありますし、早く学校に行きたい!ということで、術後一週間目に受診するということでの退院となりました。
帰宅して、急いで左上腕固定装具をミシンで手作りしました。
おっちょこちょいな娘なので、日常生活で自分で気を付けるなんて無理ですからね。
そして翌日には、自転車(片手は危ない!)にて通学再開。帰宅すると楽しそうに学校の話をしてくれます。
どうも傷口の痛みしか感じられないようで、あとは何でもできると勘違いの日々が始まりました。
一週間後の受診にて。
医師からは「左腕、動かせる範囲で動かしても良いからね。でも腕を伸ばして引っ張るようなこととかは避けといてね」
と言われて、装具はポイされました。
次の受診まで日にちがあったので、術後1ヶ月のタイミングで電話で医師に確認。
母「バトンの練習、そろそろ再開しても良さそうでしょうか?」
医師「腕の方は大丈夫だと思います。でも、本格的に運動再開しても良いのは2~3ヶ月ね。」
ということで、術後1ヶ月にてバトンの練習にも参加。
初日は大好きなマット体操の練習だったのですが、前宙+右手ハンドスプリングに、なんと先生が「補助いらねーな」という位のバク宙も!
って、おいおい。。。
ブレーキが壊れている娘なので、親は時々
「それはだめだよ!」
と注意しては、睨まれる始末。
体は動くけれど、「直ぐに息が上がる」、と、肩で息をしていて、苦しそうです。
そして術後40日目の体育祭にも、応援団&競技にも参加。
騎馬戦ではまさかの上!
医師から
「まぁ、外からの衝撃では壊れないから大丈夫」
と言われて調子に乗ってます。
発症まで得意だったクラス対抗リレーでは、短距離ながらも、やはり息が上がり途中で失速。
それでも走り抜いて、次の生徒にバトンを渡せました。
体育祭が終わってびっくりしたのが、
顔半分だけ日焼けしてる!
左交感神経切除の影響で、胸から上は右半分しか汗をかかない娘は、強い日差しと自分の汗で、顔半分だけ日焼けしてしまいました。
これには後日、「右半分用日焼け止め」を買いました。日々、持ち歩かせています。
女の子なのにこういうところ、全く気にしないのが、良いところというか何というか。。。
術後50日頃には久しぶりの生理。
1ヶ月近く遅れての生理前は、やはり朝起きられず、夕方も寝てばかり。
バトンの練習では、めまいがする、と、脳貧血のようなことを訴えて早退。
練習をお休みしたり、練習中に少し休んだりしながらも、夏の発表会に向けて練習を楽しんでいます。
一番したくなかったこの植え込みですが、娘が学校帰りに友達と寄り道したり、休日に友達とだけ出掛けたりできるようになったのはこれのお陰。
技術の進歩に感謝しなければ!
ですね。
ここからは少しエグい写真もあるので、辛い方は見ないでくださいね。
術後2日目の傷口。
術後3日目。
ICDを入れるポケットの傷口は、内側に巻き込んで縫い合わせているため、縫い目が盛り上がっています。
横からの写真は、右と左で、鎖骨下が少し膨らみが違います。
ループレコーダーを取り出した傷口だけ、抜糸がいる糸で縫ってあります。
術後6日目。
傷口がだいぶきれいになってきました。
縫い目の盛り上がりもすこーしだけですが、山が小さくなってきました。
術後20日目に頃。
縫い目の盛り上がりが減った分、ICDの膨らみが分かるようになってきました。
術後45日目頃のレントゲン写真。
ICDとリードには問題なし!
良かった!
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