ストレスで左耳が!

LQTでTdpを起こす場合、β遮断薬の服用の他にはICD植え込み、更に「左心臓神経切除」という選択肢もあるにはあります。

これは、左右の交感神経にアンバランスが生じていて、左が強く伝わるために心臓の左側が異常に反応する人にLQTの原因遺伝子変異がある場合、Tdpが出現しやすくなる、ということだそうです(不確かな情報です)。欧米でのLQTの治療は、この左心臓神経切除がポピュラー。

また、娘の遺伝子解析の結果、異常のある遺伝子座はそう大きな影響のある部位ではないけれど、娘はTdpの出現が明確に捉えられています。

そして、娘の左側の交感神経が優位に敏感であることにつながるのか分かりませんが、こんな出来事が起きています。

先日、娘が「左耳だけ聞こえにくい」と言い出し、2~3時間経つと消失するので様子を見ていました。

そしてこの現象が現れてから一週間後に娘が「分かった!」と言いました。

娘の行っているスポーツは、一人のミスが致命傷になるものです。そして娘は練習時に自分がミスをした時に急に聞こえが悪くなることに気が付いたと言うのです。

先日、練習に付き添っている時に、娘がミスをしました。

その後、娘に声を掛けると、右側の耳を差し出してくる。。。

「もしかして、耳、また?」

と聞くと、そうだと頷きます。

その昔出現していたチックも、左側の頬がより強く引きあがるチックでした。

左交感神経切除・・・

この一手は娘の症状の緩和につながるのでしょうか。

QT延長症候群2型の娘のこと

13歳にて遺伝子検査により先天性QT延長症候群の診断がおりた娘の治療や生活について載せています。 致死性不整脈の1つ、突然死の原因となる【先天性QT延長症候群】。 厚生労働省の難病指定から外れましたが、完治することのない病気です。 5歳から始めたバトントワーリングというスポーツでは、選手として活動してきました。 治療により体調や日々の生活に大きな影響があります。 それでも毎日を元気に生きています。

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