バトン、定期受診、演劇、19歳

お母さんが忙しすぎて、コンビニ弁当ばっかり食べている娘です。ごめんよぉ。。。

今年はバトンの団体演技に参戦している娘。都大会ではまさかのツートップの片割れという大役。お母さん、度肝を抜かれました。何がかと言いますと、見ているこちらにドロップの不安を覚えさせないのです。成長したなぁと驚きです。娘らしい伸びやかな演技にホッとしました。

関東大会では3トップの1角を担っていました。お母さん、心臓が口から飛だしそうになってしまいましたが、でも、安定した演技に感動。一年のブランクにより一皮むけたようです。

演技構成全体として若干の物足りなさを感じる部分があり、全国大会に行かれるのかという不安は無きにしも非ずでしたが、何とか駒を進めました。ふう。

4月から生活が一変し、7月の定期受診ではQT=460という何年か振りの400台に驚いたわけですが、どうしてこんなことが?!かというと、数か月、月経がこなくて、産婦人科を受診したところ多嚢胞性卵巣症候群と診断されました。テストステロンがとても高値だったため、そのためにQTも短くなっていたものと思われます。

そして10月の受診では、QT=620。いつ発作が起きてもおかしくない状態ですね、はい。本人曰く「生理前」とのことでしたが、その日の夕方に出血しまして。女性ホルモンが影響するQT延長症候群を地でいっています。

そんなこんなな夏~秋。娘は映画の撮影に演者として参加したり、大学の文化祭でも演者として演劇の舞台に立ったり。母は観に行かせてもらったのですが・・・

すばらしい!(←笑)

隣の席の赤の他人さんも、会場の外で雑談する方からも「あの子、上手だった!」の声が聞こえてきました。理工学部には一切受からず演劇学科に通うことになったのは、神様の思し召しなのでしょうね。親ばかにもほどがありますが、本当に娘はキラキラしています。ま、稽古でちっとも帰宅しない、泊まり歩くような生活に目をつぶってきた甲斐があったかなぁ~(笑)

それでも母として娘に苦言を一応・・・「無理は効かない体だからね。自分できちんとコントロールしなさいね」と。倒れたら迷惑をかけてしまいますからね。

しかし、まだ、舞台は続く。次は11月下旬。高円寺の劇場にて「象の王様と天使の筆」という舞台に立ちます。楽しんでくれい!

さて、娘、19歳になりました。発症したのが13歳。無事に6年が経ちました。生きててくれてありがとう。たくさんの感動を教えてくれてありがとう。今日はそんな朝でした。

QT延長症候群2型の娘のこと

13歳にて遺伝子検査により先天性QT延長症候群の診断がおりた娘の治療や生活について載せています。 致死性不整脈の1つ、突然死の原因となる【先天性QT延長症候群】。 厚生労働省の難病指定から外れましたが、完治することのない病気です。 5歳から始めたバトントワーリングというスポーツでは、選手として活動してきました。 治療により体調や日々の生活に大きな影響があります。 それでも毎日を元気に生きています。

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