SIDSとQT延長症候群-1-

数か月前。
娘の心肺停止の際の胸骨圧迫や小学生の妹にAEDを取りに行くように指示を出せたのは、実は私の仕事が乳幼児と関わるものであり、SIDS(乳幼児突然死症候群)やSUDI(乳幼児突然死)予防に関する学習の機会を多く得られてきているから。

インターネット上には、
乳児突然死症候の原因に関する最新の発表
なる小児科医さんの書かれているページを見つけることができます。(最新とはいえ、いつの最新かは分かりませんが)

また、SIDSは何らかの原因により、乳児の呼吸が正常ではなくなる、乳幼児が呼吸を忘れてしまうのでは、交感神経と副交感神経の発達のアンバランスさにあるのではなどとも言われています。

一つ前の記事に心拍数について触れたけれど、寝ている時に心拍数が低下しすぎた時、アラームが鳴っても娘は熟睡していることが多々あり。
アラームが鳴らないまでも、私が睡眠の様子を見守っている時に急激に心拍数が下がった場合、軽く体に触れると必ず心拍数が少し上がります。

私は娘たちが乳児の時、あまりにも熟睡していると心配になって、娘の顔に息を吹きかけて反応することで生きていることを確認していました。
今は乳児の呼吸や脈拍を検知するセンサーも市販されていますね。

防げるものなら防ぎたいSIDS。
LQTでも生き長らえることが奇跡ではなくなってきている現在。
一人でも多くの命が長らえることを願っています。

QT延長症候群2型の娘のこと

13歳にて遺伝子検査により先天性QT延長症候群の診断がおりた娘の治療や生活について載せています。 致死性不整脈の1つ、突然死の原因となる【先天性QT延長症候群】。 厚生労働省の難病指定から外れましたが、完治することのない病気です。 5歳から始めたバトントワーリングというスポーツでは、選手として活動してきました。 治療により体調や日々の生活に大きな影響があります。 それでも毎日を元気に生きています。

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