2021年の振り返り
2021年も残すところ10数時間となりました。
今年は、娘にとって15年ぶりにとある変化を加えた年となりました。
バトントワラーとして、年明けの東京都個人戦から始まり、浦和での関東選手権、そして大阪での全日本大会出場と、長年の夢だった個人で全日本選手権出場の夢を叶えた娘。
そして彼女は一大決心を。
「バトンクラブを休会して、予備校に通い、大学受験に本気で臨む」
そしてショートカットに。
お団子がこんな大きさでできる長さから
こんなに短くなりました。
蛇足ですが、母がショートカットにしようとすると断固反対されます。
「ただでさえマスクで目元しか出てなくて"ママかと思った!そっくり"って言われるのに、髪型まで同じにしたら余計に間違えられるでしょ!絶対だめ!」
だそうです。ぐすん・・・
パラリンピック関連のあれやこれやもあり・・・夏までは何となくまだバトンが身近。
パラリンピック開会式当日に起きた発作から薬を増やすことになりましたが、なんとほんの1週間でアウト。
娘特有の副反応「とにかく眠い」が発動し、1日4時間しか起きていられない日も。
これじゃぁダメだと薬を前の量に戻して様子を見ていました。
が、11月の受診にて「明け方に短い発作が起きていた」ことが判明。
やはり薬は増やさないと・・・でも受験勉強に障る・・・
高校3年生。未だにコロナ狂騒曲。在宅学習でも良いことに何かを見出だした娘。
母にも内緒でこっそりやっていたことが・・・
(ドラえもん風に)「テッテレテー!逆プラセボ効果ー!」
なんと、「これはいつもと同じ量の薬です」と自分に言い聞かせて、これまでの倍量で処方された薬を飲んでいたと。
「いや~。毎日、授業中、眠くて寝ちゃうな~って。よだれ垂らして爆睡だわ~って。起こされないと次の授業が始まってることすら気が付けないってやばいば~って思ってたんだけどさ、そりゃそーだったわ~」
とカミングアウトしてきました。
我が子ながら、本当にやることがアホです(笑)
生理前の状態が長く続いた10月。
「今から帰る」という連絡があったのに、なかなか帰らない娘に心配していたら、予定より1.5時間後に帰宅してテーブルには近所の「内科・産婦人科」の領収書。
「生理来ないから、ホルモン検査してもらいに産婦人科に寄ってた~」
あっけらかんと言うので
「あのね。。。普通はね、女子高生が親にナイショで産婦人科に行ったなんて、そのご家庭は親御さんとお子さんの関係性ができていないのねって思われるんだけどなぁ」
笑いながら苦言を呈したら
「え?なんで産婦人科受診を親に言うの?ってか前に一緒に受診してるんだし、通りがかりにあったからちょっと寄ってみただけなんだけど。整形外科なら骨のこととか怖いからママに一緒に来て欲しいけど。」
良く分からないロジックで真剣に返されました。
これについては後日、高1の妹からも一言。
「普通の家庭では、親に言えないなんてかわいそう、となるのかもしれないけれど、うちの場合、信頼関係があるからこそじゃん。自分の体のことだから自分が気になった時に受診する。結果がどんなでもすぐママに言うんだから、何も変なことじゃないし、うちを普通の家庭の価値観で括ることが普通じゃないよ。」
とのことでした。あぁ、親離れがどんどん加速していきます。嬉しいような寂しいような。
産婦人科さんには翌週一緒に受診をして、ピルを処方してもらいました。
ピルを飲むと、やはり体調は良いようです。LQT2に月経コントロールは重要なファクターですね。
11月に受診して、本来次は2月の予定。けれどそこは受験真っ盛り。そこで12月にもう一度受診をし、薬を増やしてみたことを伝えました。結果オーライということで、現在も増やした量で継続中です。
年内の受診も終わり、いよいよ大学受験です。
当の本人は、高校受験の時と同じように「胃が痛い」「眠いのに胃が痛くて眠れない」とお豆腐メンタルです。
苦手な英語克服のために、英単語300を毎朝暗記して、夕方、100スライドさせて、朝の200+新しい100を暗記して、翌朝、また100スライドさせて、をずっと繰り返しています。
地味にコツコツ続けられるのは、「苦手だからこそ丁寧に数多くひたすら練習」のバトンで培った部分ですね。
お母さんは応援しかできませんが、応援させてもらえてありがとう、です。
追伸:パラリンピック関連では、娘のことにより心を痛めている方もいるかもしれません。けれど、ある方からはメンバ―アイテムを頂くなどあり、我が家はすっかり終わったこととして、もう前を向いておりますので、ご安心くださいませ。立ち直りが早いのが単細胞一家な我が家の良い点です^^
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